今回はデモカーであるE30のブレーキ残量警告灯の動作不良の修理についてご紹介します。

e30-demo

デモカーのE30号(320i MT車/試乗可)は以前からブレーキ残量警告灯が点いたり消えたりと、安定しない挙動を繰り返していました。

ブレーキ残量警告灯となりますのでブレーキ残量を最初に調べましたが、ブレーキ残量に問題はありません。

他に問題が見当たらないこと、症状がライト周りの接触不良による誤動作に近いことからメーター分解してみました。

e30-meter

印のあるランプがブレーキ警告灯です。

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分解されたメーターを調べてみると、メーター基板上の半田のいくつかにひびが確認されました。

半田のひびや剥がれは接触不良の原因となることから、該当箇所の半田をすべて修正。

その後ブレーキ警告灯の誤動作はおさまったので、今回の原因はメーターパネル基板の半田ひび割れによる接触不良であったと判断されます。

発売当時、”六本木のカローラ”と称され一世を風靡したE30ですが、年式からして様々な不具合が出てきてもおかしくありません。

事実、今回の記事のようなマイナートラブルも長年を経過した車ならではといったものです。

E30は古き良きBMWに思いを馳せるコアなファンが今でも多く、つたえファクトリーのスタッフもその一人です。

まだまだ現役、いやいや一生現役というE30ファンがいる限り、つたえファクトリーはE30の維持のための努力に真面目に取り組んで行きます!!

オリジナルパーツのコーナーで、E30用にオリジナルで製作した対策品などを提供させていただいておりますのでそちらも合わせてご覧ください。

E30に限らず、愛車で気になるところがある方はお気軽にご来店ください。